architecture

東京芸術劇場 / 設計:芦原義信

2014/05/28撮影

空間構造というと、体育館やドーム、駅舎などシンプルな空間になりがちですが、そうではない所謂「建築的な」建築に空間構造が用いられている例として、東京芸術劇場があげられます。ここではエントランスのホワイエ空間が空間構造による大屋根で形成されているのですが、2層トラスの大屋根は思った以上に重厚で、テンションワイヤーを用いたルーブルのガラスのピラミッドやモエレ沼公園のガラスのピラミッドに比べると透明感でやや負ける印象を与えます。
逆説的ですが、テンションワイヤーを用いることで得られる透明感、軽量さというものが如何に偉大かということを思い知らされます。

ちなみに、この東京芸術劇場は東京都新都庁、江戸東京博物館、東京都現代美術館、東京国際フォーラムと並んで磯崎新が東京5大粗大ゴミを称した作品ですが、そういった都市空間にふさわしくないサイズだからこそ構造デザインが登場したとも考えらえると思います。

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